2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

【十四日目】仲間との合流【出雲→鳥取砂丘→城崎温泉】

8時過ぎのアラームで目を覚ます。夜中うなされ何度も目を覚ましながらも、11時間以上は寝た計算だ。まだ少しクラクラして気持ち悪い感じもあったが、熱は下がったようだ。昨日買っておいたカップそばにお湯を入れて食べる。脂っこさが気になって半分以上も食…

【十三日目】コロナ疑惑【山口・萩→出雲】

朝起きて、昨日の残りの野菜炒めを食べる。食べすぎたのか、少しお腹が張っているような気がした。荷物をくくって出発する。雨は上がっていたが少しまだ雲がかかっていた。 少し走らせ、海沿いの駐車場で一旦休憩する。日本海は砂浜海岸でも不思議な形をした…

【十二日目】雨【福岡→山口・萩】

6:30に起床、7時には友人の家を出る。雨だった。全ての荷物にカバーを被せて積荷をする。20分くらいかかってしまった。レインスーツを着込んで出発した。 雨は夕方前から強くなる予報だったので、早いうちにゲストハウスに行こうと、最初から高速に逃げる。…

【十一日目】ゆっくりトコトコ【長崎→佐賀→福岡】

昨晩はいい気分で酔えたので、気持ちよく寝れた。朝6時過ぎには自然と目を覚ます。ゲストハウス「カサノダ」は朝食のトーストが食べ放題だったので、2枚焼いてブルーベリージャムを塗って食べる。あまりに美味しかったので2枚おかわりして同じ食べ方をした。…

【十日目】雪の阿蘇山【阿蘇山→雲仙・普賢→長崎】

「阿蘇リトルアジア」では、朝食にパン一枚と紅茶がサービスで付いてきた。トースターにマーガリンを塗って優雅な気分で朝を過ごした。このゲストハウスは阿蘇山の南の麓にあり、表に出るとそびえ立つ阿蘇山が見られるはずだったのだが、あいにくの空模様で…

【九日目】初めての立ちゴケ【鹿児島→熊本→阿蘇山】

『リアル』を読破するまでゲストハウスを出られなかったので、出発は9:30になった。観光スポットや絶景ロードを調べたりするのが面倒だったので、ただひたすらR3を北上することにした。無料区間がちょくちょくある南九州自動車道を利用しながら、薩摩川内市…

【八日目】鹿児島二日目【桜島】

目覚ましはあえてかけず、8時ごろに自然に目が覚めた。桜島しか行く予定のところはなく、北上しても良かったのだが、適当な宿が見つからなかったので、もう一泊分今のゲストハウスを予約した。大きい荷物を置いて行けるのは結構嬉しかった。ゲストハウスの共…

【七日目】【宮崎→鹿児島】

寒い。目が覚めるとまだ午前3時だった。すぐそこから波の音が聞こえてくる。昨晩よりもいくらか波が強くなったようだ。高校3年間で物理を学び、京大の二次試験で地理を受験するくらいには地理を学んでいた私は、「海は比熱が高いので、夏は温まりにくく、冬…

【六日目】バイクは孤独な乗り物【別府→阿蘇山→宮崎】

今日も孤独なライダーは野を駆け山を駆け、寂しさとの二人旅を続ける。硫黄の匂いが立ち込める別府の街を抜け、九州の脊梁に向かう。30分ほどで由布岳を捉えた。ただひたすら県道11号線を下り、やまなみハイウェイに入る。道路標示には0°Cの表示が。地面はと…

【五日目】寂しい一日【下関→平尾台→別府地獄めぐり】

曇り空だった。灰色の雲が関門橋を越えて九州の方までずっと続いていた。思い返すと、初めてての九州入りだったのにあまり興奮しなかったように思える。関門トンネルは、県境の表示もなく、ただの陸続きの道のようにしか思えなかった。平尾台へと続く道、景…

【四日目】カルスト地形初体験【宮島→秋吉台・秋芳洞→下関】

神の島と呼ばれる宮島を朝から走る。観光客は移動手段を持たないので、港から近い、神社周辺に集中している。だが、島の南東部の方まで10kmほど行くと、ほとんど手付かずの原生林、また日本の白砂青松100選に選ばれる砂浜があるのだ。往復で会ったのは地元の…

【三日目】快走した一日【愛媛今治-しまなみ海道-大三島-広島-宮島】

名残惜しくもゲストハウスを後にし、そこの旅人たちにイチ押しされた大三島を目指す。しまなみ海道で三つ目の島だ。相変わらず高い高速料金を払い、出発からわずか30分ほどで到着した。 島をぐるっと一周する県道51号線は海沿いを走りながら峠のワインディン…

【二日目】最悪のスタート【徳島-香川-愛媛今治】

気持ちの良い朝だった。たっぷり7時間半は寝て、宿のおじさんに起こしてもらった。品数たっぷりの朝ごはんを食べ、さあ出発しようとバイクに荷物をくくろうとした。センタースタンドを起こし前輪を持ち上げると、プシューという音。まさかと思い親指で押すと…

【一日目】春休み西日本ツーリング【京都-淡路島-徳島】

出発の朝はいつも怠い。この日も4:30起きの予定が5:00になってしまったし、5:00出発のはずが、実際には6時を大きく回ってしまった。それでもシャワーで体を起こし、インスタントコーヒーを沸かして、まだ日が昇る前に出発できた。 せっかくの一人旅の主役をi…